左手デバイスは本当に必要か?

YouTube版
https://youtu.be/igNhZz_1lj8

今回は、これまで試してきた左手デバイスについて、実体験をまとめてみます。

結論から言うと、

「便利ではあるけれど、必須かと言われると悩ましい」

というのが、今の正直なところです。

最初に使った左手デバイス:Stream Deck

最初に導入した左手デバイスはStream Deckでした。
僕が使っているモデルは、折りたたみができてサイズ感も良く、今思っても非常に完成度が高かったと思います。残念ながら、現在は廃盤になっているようです。

Stream Deckの魅力は、

  • 各キーに画像を割り当てられる
  • 視覚的に分かりやすい
  • マクロやショートカットを自由に登録できる

という点でした。

ただし、設定にとにかく時間がかかる
プロファイルを作り込めば作り込むほど、
「設定すること自体」が目的になってしまい、作業効率が下がっていく感覚がありました。

有料プロファイルも購入しましたが、
結局は「人の環境」と「自分の作業内容」が合わず、完全には馴染みませんでした。

XPPenの左手デバイスを試す

次に導入したのが、XP-PENの左手デバイス
本来の用途は、イラスト制作用ですが、キー割り当てが柔軟で価格も比較的手頃でした。

  • 縦置き/横置きが可能
  • 最大6レイヤーまで切り替え可能
  • レイヤー切り替えもワンタッチ

ただし、レイヤーを増やすほど
「どこに何を割り当てたか分からなくなる」という問題が発生。

結果的に、私は2レイヤーまでしか使いませんでした。

主な割り当ては、

  • ポインタ
  • 鉛筆ツール
  • 消しゴム
  • カット
  • フェード
  • ゲイン
  • 戻る/やり直し
  • スペース
  • タイムライン移動・拡大縮小

など、音楽編集系中心です。

マウス+左手デバイスの組み合わせは快適でしたが、
Shift / Ctrl / Command を多用する作業では、
結局キーボードに手を戻す必要があり、そこがストレスになりました。

「キーの数が足りない」という感覚が、ずっと残りました。

テンキーの再評価

そこで改めて気づいたのが、テンキーの良さです。

音楽制作や編集では、

  • 数値入力
  • タイムライン操作
  • ショートカット併用

が多く、テンキーの物理的な安定感はやはり優秀でした。

フルサイズキーボードだとマウスが遠くなるため、

  • 左手側にテンキーを置く
  • 右のマウスの奥側に配置する

といった使い方を試しました。

レコーディングでREC操作を頻繁に行う人には、
テンキーが近い配置は特に有効だと思います。

Satechiテンキーの不満点

Satechiテンキーを試しましたが、

  • Micro USBしかない旧モデル
  • サイズが無駄に大きい新モデル

といった点が気になりました。

現在使っているテンキー:EPOMAKER EK21

現在使っているのが、EPOMAKER EK21(キーキャップ変更して無刻印化)です。

  • 打鍵感が良い
  • サイズ感がちょうどいい
  • 左手配置でも違和感が少ない

最近は、左手側にテンキーを置く運用を試していますが、
思っていた以上に自然に使えています。

ただし、環境によってテンキーの置き場所が変わるという問題もあります。

これは正直、あまり良くないとは分かっていますが、
「脳トレ」と割り切って試行錯誤中です。

結論:左手デバイスは必要か?

いろいろ試してきて、今思うのは、

  • 左手デバイスは「便利」
  • しかし「なくても成立する」
  • ショートカットを覚える方が汎用性は高い
  • キーボードの手のポジションをあまり買えない方が良さそう

ということです。

Stream DeckやTourBoxなど、
高度に使いこなしている人を見ると本当にすごいと思います。

ただ、

  • 設定に時間がかかる
  • キーボード作業を中断してデバイスに手を伸ばす
  • 環境が変わると適応が必要

という点が、私には合いませんでした。

これから試す人へのおすすめ

左手デバイスを買う前に、

  • キーボードショートカットを確認/追加してみる
  • キーマップ変更アプリを試す
  • テンキーの再配置を検討する

このあたりを先にやってみるのがおすすめです。
コストも低く、環境依存も少ないです。

効率化を追い求めすぎて、
逆にイライラしたり楽しめなくなったら本末転倒。

楽しめる範囲で、
「今の自分に合うスタイルを探すのが一番だと思います。


また質問や、
「こんな工夫してるよ」というアイデアがあれば、ぜひ教えてください。

今回は左手デバイスについての話でした。
それでは、また次回の記事で。